赤城神社太々神楽

 赤城神社の御神楽は天岩戸開きを中心とした太々神楽(だいだいかぐら)で、神々が協力して天岩戸にお籠りになってしまった天照大御神を誘い出し、明るくなった世の中で神様達が楽しく過ごされる様子を笛、大拍子、太鼓に合わせ舞で表現したもの。
 赤城神社の御神楽の始まりは、江戸時代に鈴、面、装束を新調した事が分かっている事から、江戸時代の享保年間(1716年~1735年)頃から始まったと考えられている。
 群馬県館林市の大島から伝えられた伊勢与田流(いせよだりゅう)の流れを汲む。
 当初は、神職達により行われていたが、現在は植野敬神講により脈々と受け継がれ、毎年10月17日の例祭と元日に、四方固めから始まり、天宇受売命(あめのうずめのみこと)、太玉命(ふとだまのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)などの舞が神楽殿で奉納される。また、赤城神楽を後世に残すべく、後進の育成にも力を入れている。
 元日の初神楽では、餅、干支守りがふらかされ、参拝者に喜ばれている。

 毎年1月1日の新春初神楽にて、奉納金(1000円程度)をご奉納していただいた方に、お札と干支守をお渡ししております。神楽殿受付にてご奉納お願い申し上げます。

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